どんな役職に就き、どんな立場になっても、絶え間なく上昇志向を持つ社会人であり続けたいです。20年経っても、分からないことはまだまだありますし、もっと突き詰められる部分もあると思います。その一つ一つとしっかり向き合っていきたい。
そして、私が覚えてきたことを後輩の皆さんに丁寧に伝えていきたいです。
一つとしてない、
たどり着いた
仕事の本質。
入社 | 2004年 |
---|
技術部 所長
1級土木施工管理技士、測量士、河川点検士
一つの工事には、実にたくさんの人が関わっています。発注者様がいて、われわれ元請会社がいて、協力会社さん、作業員さんがいる。その中で、現場監督ほど経験の問われる仕事は他にないと思うことがよくあります。
似たような案件でも、同じ工事は一つとしてありません。状況が違えば、プロセスも変わってきます。描いたゴールに到達するために、どのようなリソースをそろえ、どのような工程をたどるか。経験というベースがあって初めて、無数に枝分かれする選択肢の中から最適解を選び出すことができるのだと思います。
工事に臨む上で、私たちが常に意識しなければならないことは「品質」と「利益」、この2つの軸です。どちらかを優先すれば、どちらかが疎かになると思われるかもしれませんね。ただ、品質を追求した結果、利益も向上するといったことが土木業界ではよくあるんです。それは、工事を終えるたびに発注者様より点数が付けられ、それが会社の評価につながり、次の工事の受注金額が高くなるといった仕組みが築かれているからです。
特にサイレキは、品質だけでなく、安全や周辺環境に対する取り組みまで、総合評価で最高ランクを獲得している会社です。これは、目先の利益にとらわれることなく、技術者としての誇りを貫いてきた、諸先輩方の努力の結果だと思っています。
チャレンジを続けていくのみ。
私が入社した頃と今を比べると、業界の仕組みも技術者の労働環境もかなり改善されました。つらい突貫工事もほとんどありません。これからデジタル化が進んでいけば、さらに改善が進んでいくでしょう。
その一方で、冒頭で申し上げた通り、この仕事は経験がもっとも重要な要素となります。若い頃にどれだけ場数を踏んだかで未来は大きく変わっていくでしょう。
だから、これから入社される皆さんには、たくさんの現場を見て、あらゆる仕事に取り組んでいただきたいと思っています。失敗したって構いません。技術や知識は後からついてきます。私たちがサポートしますので、思い切ってチャレンジしてください。
7:00 | 現場に到着 |
---|---|
8:00 | 朝礼 |
8:30 | 現場確認 |
10:00 | 書類業務 |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 作業打ち合わせ |
13:30 | 現場確認 |
15:00 | 書類業務 |
18:00 | 作業終了 |